電力株まとめ

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東日本大震災の影響で、電力会社は各社苦しい経営を続けており、株価も冴えない状況ですが、いくつかの原発で再稼働開始されたり、今年になって審査に合格したり、再稼働したものが増えてきたりという状況になってきました。

私は北陸電力を保有していますが、いまだ原発再稼働の見込みが立たず、株価も冴えないままです。

そこで他の電力会社はどうなっているのだろうと思ったので、少し調べてみました。

電力会社株価等まとめ

調査は、東日本大震災が起きた2011年3月の各社の高値と、現在(2017年6月)の株価を基に株価の下落率を算出したのと、原発再稼働に向けた状況について、日本経済新聞社の紙面などを検索して作成しました。

株価については、正確な値は明確にできないので、概算値にしてあることをご了承願います。調査した結果を下表に示します。

会社名

東日本大震災前の株価

(2011年3月)

現在の株価

(2017年6月)

下落率 原発稼働状況
9509|北海道電力 \1,750 \860

52%

・泊原発の再稼動見込み立たず

9506|東北電力 \1,900 \1,580 17%

・女川・東通原発の再稼動が1?2年遅れる見込み

・東通原発では敷地内の断層が活断層か審査中

9501|東京電力 \2,110 \410 81%

・福島原発廃炉工事中

・現在無配中

9505|北陸電力 \1,800 \1,060 41%

・滋賀原発2放棄が断層上にあるため廃炉検討中

・1/2号機とも再稼動の見込み立たず

・1号機のプルサーマル発電計画は頓挫中

9502|中部電力 \2,100 \1,490 29%

・浜岡原発の津波対策工事を実施中

・3?5剛毅の再稼動見込み立たず

・1,2号機は廃炉工事中

・6号機新設計画があるが頓挫中

9503|関西電力 \2,150 \1,500 27%

・高浜原発3,4剛毅は今夏営業運転開始

・大阪3,4号機も秋以降に再稼動の見込み

9507|四国電力 \2,450 \1,380 44%

・伊方原発3号機は営業運転中

・1号機は廃炉決定

9508|九州電力 \1,900 \1,350 29%

・川内原発は1,2号機とも再稼働中

・玄海原発3,4号機は今秋にも審査合格見込み

注.日本経済新聞社記事などを元に独自に作成。株価は10円未満切り捨て。

原発の再稼動と株価

調査にあたり、原発が再稼働している、もしくは再稼働が見込まれる電力会社は、株価の下落率が比較的少ないのではないかと予想していました。

大枠では、その予想は外れていなかったと言えると思うのですが、いくつかの電力会社には、必ずしもその考えは当てはまっていないようです。

まず、東北電力ですが、女川・東通原発について、今年度にも再稼働できそうだったのが、敷地内に活断層があるのでは?等の問題が発生して1?2年時期がずれる見込みとのことです。

その割には下落率が17%と全電力会社中最も低いとの結果でした。次に中部電力ですが、浜岡原発は順調に津波対策工事を実施中ですが、再稼働の時期は見通せない状況です。

その割には下落率が29%と既に原発が再稼働している関西電力と同水準です。

逆に四国電力は、既に伊方原発3号機が再稼働しているにも関わらず、下落率が44%と再稼働が見込めない電力会社と同水準です。

今回、これ以上の調査は行っていないので、これら3電力会社の株価が、なぜ、このような状況なのかという所までは、深堀り出来てはいませんが、考え方によっては、四国電力はひょっとして割安なのかもしれません。

私が保有している北陸電力は、原発の再稼働も見込めないためもあり、業績は良くならないままで、株価は全く冴えない状況ですが、一社だけこのような状況なわけではなく、他の同様な状況の会社と比べると同じような水準にいるようだということがわかりました。

今季は少し増収になるようですが、購入時の金額に戻ることは当面無さそうなので、このまま塩漬けにするか、どこかで見切って売ってしまうか、まあ、のんびりと考えようかなという状況です。

今、電力会社の株に手を出そうとする方は、そんなにいないかもしれませんが、考えようによっては、今はいずれの会社も底値に近いかと思いますので、気長に持っていると、案外早期に利益が出ることになるかもしれないと気楽に考えていきたいと思います。

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